鍼灸治療について

東洋医学の源流は、古代の中国に発生した医学理論・技術、いわゆる中国古代医学にあり、現存する最古の医学書である「黄帝内経」の成立から約2千年が経過しています。

東洋医学の理論では、人と自然・環境などとの調和と統一性を重視し、身体全体がひとつのつながりを持った有機体であるという見方がその中心にあります。

さらに、陰陽、五行(木・火・土・金・水)、臓腑、経絡、経穴、気血津液、病因論などの考え方を使って身体のバランスの崩れを見いだし、四診(望診・聞診・問診・切診)という診察法から得られた情報を総合的に判断して治療法を選択することを基本としています。

東洋医学の治療法の一つである 鍼灸治療は、世界中に広がり、WHO(世界保健機構)からも50疾患以上の治療効果が認められています。

当院では、痛みの少ないディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しております。

鍼治療は痛み(頭痛・腰痛・筋肉痛など)の改善に効果があります。特に神経痛(坐骨神経痛、顔面神経痛など)によく効きます。

現代人に多いストレスによる便秘や下痢、自律神経失調症による体の不調を改善します。

また、女性の方には生理不順や生理痛、不妊症などに効果があると証明されています。鍼で特定の経穴(ツボ)を刺激し、ダイエットも期待できます。

※お身体の不調や気になることがあれば、ぜひ一度ご相談下さい。

鍼灸治療費

初診料(初回のみ)¥1000
全身治療¥3800
お得な全身治療回数券(10回)¥30000
花粉症・鼻炎治療(10回)¥35000
美容鍼(1回)¥6500
美容鍼回数券(10回)¥50000

全て税込

※鍼灸治療が保険適用になる場合もございます。お気軽にご相談下さい。

大和市はりきゅうマッサージ助成券取扱い 

当院は大和市の75歳以上のはり・きゅう・マッサージ助成券の取扱いをしております。ぜひご利用下さい。

助成券に関するお問い合わせは、保健福祉センターの高齢福祉課へお願い致します。

首の痛み 寝違え・頭痛 当てはまる症状はありませんか?

緊張型頭痛

姿勢不良が緊張型頭痛の一因となっています。
長年の座り癖やパソコン仕事などで骨盤が腰椎ごと後ろに傾き、腰椎のカーブが猫背になってしまっているのです。

その結果、背骨のカーブの延長で顔・頭は下を向いてしまい、前を見るために首を後ろにそらす必要が出てきます。

結果的に僧帽筋を緊張させ続けなければならず、硬くなった筋肉が頸動脈を締め付けて頭への血流が悪くなり、酸欠を起こして頭痛が起こってしまう!という訳です。

胸郭出口症候群

頸椎の隙間から出てきた神経は、ほぼすべて上肢(肩から指先まで)に分布しています。

手にしびれがあるときは、頸椎の隙間が狭いせいで締め付けられている場合(頸椎症)と、頸のまわりの筋肉が硬いせいで締め付けられている場合(胸郭出口症候群)とが考えられます。

寝違え

寝違えは、頸の周辺の筋肉が継続的に刺激を受けて炎症を起こした状態だといわれています。

また最近の説では、横向きに寝たためにわきの下の神経が圧迫されて起こるとも言われています。
どちらも正解だと思います。

普段私たちは寝ている間も同じ姿勢だとつらくなってくるので何度か寝返りをうっています。

しかし時には疲れすぎていたり、酔って寝てしまったりして寝返りできないこともあり、そのようなときに首や脇が刺激されて寝違えが起こってしまうようです。